- うちに限ってないでしょ←そう言っている家庭で起きているのが熟年離婚
- このままでよいのか?不安。
- 「彼を喜ばせるために料理をつくりたい!」と口では言っていても、本心では「料理なんて手が荒れるから嫌だ」
付き合い始めた時は気にもとめなかった矛盾した感情が、積もり積もって、知らないうちに蓄積して噴火する。
男性も女性も知らないうちに取り返しがつかない状態になっていて、離婚に至る。
本心は嫌だな~って感じている事ってありませんか? ということで今回は、取り返しのつかない状態になる事を避けるノウハウを紹介します。
これを読めば、自分の心の状態を知る事ができ、ストレスが溜まらないようになります。
ストレスを感じるとき心は矛盾する感情で満ちている
結論から言いますと、矛盾する感情とは下図のような状態です。
+:あの人を喜ばせるために料理をつくりたい
ー:料理なんて手が荒れるから嫌だ
前向きな理由と、後ろ向きな理由があり、気持ちは矛盾しています。
人間だれもが、矛盾する感情を心に秘めています。
矛盾する感情は分かり易いものと分かりにくいものがある
重要ポイント!
長年、当たり前に続けていると「料理が嫌だ」という感情を押し殺していると、どれくらい嫌だったかを忘れてしまいます。理性のある人は、ある社会の中で生活する限り「〇〇であるべき」という倫理観をもって行動しています。
倫理に反する事は「悪いことだ」と感じ、矛盾する感情を押し殺す。反対に倫理に沿っていることは「良いことだ」と、正義感さえ感じます。つまり、矛盾した感情は、理性と倫理観によってフィルターをかけられ、見えづらくなります。倫理観が強ければ強いほど、フィルターの濃度は高く、矛盾した感情はさらに見えにくくなります。
知らないうちにストレスは積もり積もって、倫理観を揺るがす事実があったときに、爆発します。
ストレスをみえる形にする為にも吐き出した方が良い
「マイナスなことを言うのは良くない」という考えが広がっていますが、なぜでしょうか?
- 暗い気持ちで、心がいっぱいになるから
- 周りの人が聞くと、良い気持ちはしないから
- 負の感情を出せば出すほど、良いことを考えられなくなるから
本当の感情を押し殺して「マイナスな事を口にすると、本当になるから言わない方がいい」と言っている人が、最終的に離婚してたら、笑えません。
負の感情は吐き出しましょう。吐き出すことは全く悪い事ではありません。吐き出す時、以下の点に注意さえすれば大丈夫です。
- 誰の迷惑にもならないところで吐き出す
- 吐き出した後の行動を決めておく
- または、吐き出した内容を分析して、そうならないような対策を練って実行する
例えば、負の感情を吐き出しきったら「けっこうすごいこと書いてる俺…えぐいなー!」なんて、他人のように驚いてあげましょう。自分の本当の感情を客観的に見ることで、次どうしたら良いか、考えられるようになります。
気をつける点は、絶対に誰にも見られないようにすることです。SNSは辞めた方がいいです。世間を騒がす、議員さんや芸能人は、SNSで悪い面の自分をさらけ出して、それがバレて問題となっています。
バレないとは思うんだけど・・・くらいの対策の人がバレています。バレた時は、あなたも、関係者も、深い心の傷を負うでしょう。例えバレなくても、予期せずその内容を目にしてしまった人も良い気はしません。
倫理観で否定していた感情を認めてあげる
さっき、サラッといったのですが”自分が吐き出した負の感情を見て、他人のように驚いてあげること”には2つの良いことがあります。
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- 客観的に自分の気持ちに向き合うことができ、感情的にならず判断がブレにくくなる
- 倫理観に縛られていた感情を認めてあげることができ、自尊心が高まる。
誰にも言えない感情は自分で認めてあげましょう。これだけでかなりストレスがたまりにくくなります。
矛盾する感情に気づいて突然の離婚なんて悲劇を起こさないようにする方法
「手が荒れてまで、糞みたいな旦那にご飯作ってあげてるなんて、私偉い!」と認めることで、自分にご褒美もあげたくなるでしょう。あなたなら、これからも、頑張れますし、取り返しのつかない状態を避けることができます。
ただ、誰かに共感してもらうことは重要です。今すぐにでもした方が良いと思います。矛盾する感情に気づいて、突然の悲劇を起こさないようにしましょう!
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