ここで、気づいてほしいことは、年末調整書類の作成方法ではなく、どうしてブチ切れそうになるほど苦手なのか?どうして写メに残すだけでだいぶ楽に書き終えることができたのか?ということです。人それぞれストレスを感じやすい内容・程度は全く異なりますが、その原因には、共通点があります。
今回は強いストレスを感じる原因の共通点とその対策をお伝えします。読めばブチ切れるようなストレスを感じる機会が激減し、新しくうまれるストレスへの対策をすることができるようになります。
強いストレスを感じる時の共通点と対策方法
強いストレスを感じる時は、以下のような状態がほとんどです。
[box class=”blue_box” title=”強いストレスを感じる時”]- 終わりの見通しが立たない
- 解決策がわからなくて作業の手が止まる
- 考えても答えが見つからない
- 自分だけでするしかない
- 期限が近い
- ヒント自体が難しい
- 失敗すると損をする
- プライドに傷がつく
などなど
これらはある条件のもとストレスが強くなっている可能性が高いので、ストレスをコントロールするための定番、①人、②時間、③環境を変えて、もう一回やってみると、案外うまくいくことがあります。
その理由は、環境や時間が変われば、自分でやり抜くことができたり、誰かに解決策を乞うたりできるということです。
うまく行かなかったそれまでの過程を解体して強いストレスに至らないよう予防する
どんなことでも、流れがあります。その流れのどこで自分がつまづいているのか?を知るとそこに対策が打てます。
[box class=”blue_box” title=”対策の手順”]- まずはその流れを細かく分ける
- 最初は大雑把に分ける
- 解決できればOK
- できなければ解決できなかったところを、もう少し細かく分ける
- 解決できればOK
- 更に細かく。それ以上細かくできなければ、人、時間、環境のポイントに目を向けて解決させる。
これ以上細かくできない、どうにかできなければお手上げですが、基本、人、時間、環境に目を向けると解決します。
年末調整書類作成を例に挙げてみる
以下に昨年までの私を例にあげます。
- 会社で書き方の説明書を眺めて書こうとする
- 家に住宅ローンなどの必要書類があることを思い出す←イラッ(必要書類が郵便で届くたびに、専用のファイルに入れていく)
- 説明書を写真で取る←(コピーを取る)
- 家で書こうと持って帰る
- 添付書類一式がどこにあるか分からないので、妻に聞く←イラッ(専用のファイルを持ってくることができる)
- 説明書、証明書の説明を見て書き込もうとするが、スマホで写真を拡大しても、全体が見えづらく、理解しにくい←イラッ(コピーを取ったので読みやすい)
- どの証明書の内容を、どこに書けばよいのかわからない←イラッ(昨年の写真を見て参考にする、グーグルフォトで探すが探すのに手間どる)
- 再び、説明を読み込むが、全く分からない←イラッ(説明を一応確認する程度で読み込まなくなった)
- 妻に聞くが、いい顔はされない←イラッ(妻に確認する程度でよくなった)
- 出来る限り自分でやろうとするが、1ミリも進まない←イラッ(すすめやすい)
- ブチ切れる←爆発(面倒さや不安感はあるが、イライラが限界を超えることはない)
- 妻に聞いて書き込んでいく、いい顔はされない←イラッ(何度も聞かなくて良くなった)
- 書き終える←イライラ小康状態(スッキリ)
文字に起こすと、些細な事で腹を立ててるところが、なんとも情けない。今年から、イラッって書いてある部分が()内の行動や状態に置き換わりました。
良くなった要因は
- 必要な添付書類を予め一箇所にまとめる
- 説明書をコピーした
こと。明らかにスムーズに作成することができ、よかった。反省点、来年度に活かしたい部分は、クラウド写真で作成した書類を残すより、
- わかりやすいところにファイルに名前をつけてわかり易い場所に保存する←1年も経てばどんなに分かりやすくしていても、どこに保存したか忘れそう・・・
- コピーして紙媒体にして残す←こっちもどこに置いたかわからなくなりそう・・・
などした方がもっとスムーズに作成できたのかなぁ、今ひらめきました。
- 写真を取って、googlekeepのリマインダーに画像ごと保存しておく
これが一番ラクかな!ということで来年はこの対策で行こうと思います。
ストレスが起こるに至る過程を解体すればブチ切れる原因を特定して予防できる
ブログでストレスほぼゼロの情報発信を行っている私も、些細なことでイライラします。でもその度に、イライラした原因を突き止め、修正を繰り返します。間違いなく、イライラの種は減少し、快適に生活できています。
そもそも、ストレスが起こらない予防策を取らないと、イライラは貯まる一方となり、改善策を見出そうという気持ちにもなりません。
[box class=”blue_box” title=”ストレス解体手順”]- ストレスを感じどうにもうまくいかないと思ったら、人、時間、環境を変えて再度取り組んで見る
- ストレスに感じるに至った過程を振り返り、行動の修正ポイントを考える。
- 行動を変えたらストレスに至らない方法を実践する。