摂食嚥下の評価で必要な聴診器はこれ一択

突然ですが摂食嚥下の評価をどうしていますか? 急性期病院であれば割とルーティンにVF/VE検査を行い困ることは少ないかもしれませんが、そんな環境にいるコメディカルスタッフはわずか。

療法士でいえば言語聴覚士(ST)は当然できなければならない必須技能となってきている頚部聴診ですが、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)も環境によっては求められる技能となっています。実際、私と一緒に働いている理学療法士さん、作業療法士さんは頚部聴診を一つの共通言語として扱うことができ、環境調整を一緒に行えるので大変助けられています。

頚部聴診ができなくては食事に適している姿勢として根拠ある判断ができないんだ」とその理学療法士さんと作業療法士さんは言っています。今回は摂食嚥下機能検査と聴診について触れようと思います。

摂食嚥下機能検査について

定番のもので反復唾液のみテスト(RSST)、改訂水のみテスト(MWST)があります。最近では簡易嚥下誘発試験(SSPT)で反射をみる検査も行われるようになっています。それでもVF検査をすると誤嚥をしている。結果が悪かったのに誤嚥はなかった。など悩まされることがあります。というか、結果を想定できるほどの評価ができていなかったのかもしれません。

評価について

摂食嚥下だけでなく、どの場面でもですが、大切なのは総合評価です。

総合評価と言っても医師、看護師などから得た情報ではなく、ここでは療法士(PT/OT/ST)が行う様々な検査、食事場面の観察から得られた情報から、一番可能性が高いと判断したものをさしています。

つまり私やあなたが行っている療法士(PT/OT/ST)としての評価です。(大部分の病院・施設では言語聴覚士が中心となった評価が思となっています)

療法士(PT/OT/ST)としての総合評価について

摂食嚥下の評価の上で、患者様・ご家族、他部門が一番知りたいのは「食べること」についての安全性、介助量です。

言語聴覚士(ST)の私としてはなるべく短時間で多くのことを評価したいので上記に挙げた定番の検査のほかに、視診、触診、聴診、フリートーク(ニーズ・前病院での情報収集、言語機能)を行います。最近は目が肥えてきたのか、姿勢やスプーンなどの持ち方、道具の種類もわかるようになってきて独りで総合評価を行うことが増えています。

しかし、可能であれば、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)にも入ってもらい一緒に評価を行います。やはりその分野のプロが行うと見逃していたポイントが出てくることが多く、患者様にとっては理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)がそろっている総合評価が一番理想的です。

聴診について

頚部聴診やってますか? 私は頚部聴診の研修を受けて以来、評価のたびにず~っとやっています。頚部聴診は万能ではなく、誤嚥なのか、咽頭貯留なのかわかりません。誤嚥しているか誤嚥していないかもです。それではなぜ私はやっているのか?

上記にも書きましたが、VF検査をすると誤嚥をしている。結果が悪かったのに誤嚥はなかった。なんてことがありますが、聴診を行えば、いつ変な音がした? という情報から障害されている機能を推察できます。

言語聴覚士(ST)の立場であれば一口量などの代償方法を検討したり、訓練計画に役立ったりします。

理学療法士(PT)であれば姿勢が変わることによる嚥下機能の変化を頚部聴診で診ることができますし、作業療法士(OT)であれば、姿勢や道具の種類によってかわる上肢機能の使い方が、嚥下機能に影響しているかどうかを判断することができます。

聴診器

そこで重要のなのが聴診器です。私は養成学校の時に勧められ卒業と同時に買った「3M™ リットマン™ ステソスコープ ライトウェイトII S.E.」



を使っていましたが、後輩が持っていた「3M™ リットマン™ ステソスコープ カーディオロジーIII™」



の方が断然使いやすく、聞き取りやすく速攻購入しました。

カーディオロジーIIIを購入をした決め手

よく聞こえる

ツーインワン・チューブを採用しており聴力的な利得があり、自分が使っていたものより実際に大きく聞こえる。

小さいのに一定の重量がある

重さについては以前のものと同様ちょうどよい感じで、頚部と接する部分を適度に押す?というか圧することができます。それに加え小さく患者様を選ばないところが魅力です。

高級感がある

やっぱり見た目は大事です。カッコいいと自分が感じるのもありますが、患者様・ご家族からも信頼を得られそうな印象を与えることは特に大切です。

耐久性は十分、評価能力向上

蛇のしっぽをもって振り回すような、無茶な使い方をしなければ壊れません。

値段は高いですがいくら自分の評価能力が高くなってもしょぼい道具を利用して聞き取れず評価できないようでは自分自身を活かしきれません。

それなら少しでも早く手に入れた方が得。今手に入れるだけで療法士として必要な頚部聴診の聞き分ける必要がある音を判断する機会が増え評価能力が向上し易い環境を得ることができます。道具一つで長期的な頚部聴診のスキルに差が出る可能性が高いです。理想の療法士(PT/OT/ST)像に近づくために、私は購入を迷いませんでした。

学校の先生もプロなんだから中途半端なものを紹介するんじゃないよ! だいたい何で私たちに紹介するの実習前じゃないんだよ!と業者と学校との裏の関係を疑ってしまいます。人それぞれですが、私は自分の将来像のために私は高くても「絶対にこれがいいよ」というものを紹介してほしかった。

現在、以前私が使っていた聴診器は学生さんに聞き分けをさせて、驚いてもらうネタになっています。

3M™ リットマン™ ステソスコープ カーディオロジーIII™



の方が断然使いやすく、聞き取りやすく速攻購入しました。

AMAZONで【ステソスコープ カーディオロジーIII】を検索する

楽天で【ステソスコープ カーディオロジーIII】を検索する

最新情報をチェックしよう!