【継続のコツ】○○日記で、自分の克服すべきポイントを効率よく修正する

日記にはいろいろな種類があります。私も日記を書きますが、いつも同じ書き方で書いているわけではなく、必要に応じて、その書き方を変えています。

私が日記を書く目的は、自己啓発や子供の成長の記録が中心です。子供の記録と言っても、子育てがうまくいくようにするための日記です。

ここでは、ウィークポイントを克服するための日記活用法を紹介します。

自己評価できているか?

自分にできるコトできないコトを知る、つまり、自己評価ができると、自分に必要な部分を伸ばしやすくなります。ウィークポイントを克服しようにも、それに気づくことができなければ難しいでしょう。

私は自分の置かれた環境が変わったり、仕事で自分に対する態度が何か変わったりすると、とりあえずやってみる事があります。

それは自分の行動の記録(1分単位)を取ることです。これをすることで、自分の行動を見直すことができます。副産物としてタイムマネジメントも行うことができます。すべきだったか、どうだったか? いつなのか? 今しても良いけど、あの時しておけば効果があったなどなど。

皆さんに1分単位の行動記録をつけさせようなんて思っていません。行動記録を取ることで編み出したことがあります。その方法は臨床で患者様にも応用して、効果を得ている方法です。

自身の今の状況を知ったり、できるコトできないコトを知ったり、今の自分を認めるために使ったり、様々です。その方法とは・・・

思うように行かなかったことのみの日記をつける

失敗日記をつけるようにしています。失敗にこそ成功のエッセンスが凝縮して詰まっています。

私が行動記録を取っているのは失敗した時の状況が、より具体的に分かるから行っています。ですが、失敗日記を取るにあたって、行動記録は必ずしも必要ありませんので、これから紹介する失敗日記を更にレベルアップさせたい時に、行動記録を取ってみてください。

上の図は学習のパターンの説明で利用したものです。物事はすべて、因果関係があります。それをごく単純に表したものが、上の図になります。

失敗のパターンでは、失敗に至る行動が必ず存在します。そして、行動を引き起こしてしまった刺激(A)や刺激(A)、行動(B)を起こしてしまった刺激(オレンジ)や刺激(オレンジ)を与えてしまった刺激(ピンク)があります。

つまり、失敗日記では、思うように行かなかったことを、徹底的分析するんです。

例)遅刻してしまった。 を例に失敗日記を作成してみます。

原因の洗い出し

例)遅刻してしまった。

なぜ、遅刻したのか? に関連すると思われることを、手当たり次第、直感でも良いのでガンガン書き出していきます。

  • 家を出る時間が遅かった
  • 忘れ物をしてしまった
  • 寝る時間が遅かった
  • 家を出る前にテレビを見ていた
  • お腹が痛かった
  • 時計が遅れていた
  • 服を選ぶのに時間がかかった
  • 信号にふだんより多くひかかった
  • 電車に乗り遅れた
  • 近所のおばさんが話しかけてきた
  • ゴミ出しを忘れていた
  • 携帯をつついていた

などなど

更にこれらをしてしまったのはなぜか?(オレンジの矢印)

更に洗い出し、階層わけ

  1. 一つの項目に対し、3つの原因を考えましょう。
  2. そして、因果関係にありそうなものを組み合わせていきましょう。
  3. 更にこれらをしてしまったのはなぜか?(ピンクの矢印)を洗い出します。

失敗したときは行ってなかったが、原因になる可能性があるもの、思いついたものは、とりあえず、どんどん書き出していきましょう。

  1. 家を出る時間が遅かった
    1. 家を出る前にテレビを見ていた
      1. 特集のお店が気になった
      2. 天気予報を見ようと思った
      3. BGM代わり
    2. お腹が痛かった
      1. 寝冷えした
      2. よくわからない
      3. 便秘
    3. 時計が遅れていた
      1. 電池交換を定期的にしていない
      2. 電波時計じゃない
      3. 壊れていた
    4. 服を選ぶのに時間がかかった
      1. 洗濯物に出していた
      2. 特別な人と会う
      3. 季節の変わり目
    5. 寝る時間が遅かった
      1. 好きな番組があった
      2. ゲームをしていた
      3. 昼寝が長かった
  2. 忘れ物をしてしまった
    1. 確認不足
      1. 急いでいたのでチェックしなかった
      2. 大丈夫だと思った
      3. 曜日を間違えた
    2. 予定を忘れていた
      1. メモしていなかった
      2. 手帳を会社に忘れた
      3. 予定より重要な予定が急に入った
    3. 持ち合わせてなかった
      1. 確認するのが遅くて購入できなかった
      2. 購入するためのお金がなかった
      3. 近くに購入できる店がない
  3. 信号にふだんより多くひかかった
    1. 電車に乗り遅れた
      1. 朝起きるのが遅かった
      2. 階段を走ったらこけた
      3. ダイヤ改正を忘れていた
    2. 近所のおばさんが話しかけてきた
      1. ゴミ出しを忘れていた
      2. 挨拶をした
      3. 近所のおばさんから私に用事があった
    3. 押しボタン信号につかまった
      1. 学生が多かった
      2. 近道をしたら押しボタン信号があった
      3. 押しボタン信号が押されているかと思ったら押されてなかった

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R2″ icon=”profile.jpg” name=”小川準一郎(オガジュン)”]疲れた~[/speech_bubble]

絞りだすのって、結構疲れます。

失敗が起きる因果関係をシンプルにする

頑張って絞り出した原因ですが、原因として場違いなもの、原因だとしても、色々絡み合っていて、簡単には解決できないもの、様々です。原因を解決していく方法として

  1. 原因としての可能性が低いものを消去し、失敗に至る因果関係を分かりやすくする
  2. 失敗の原因として挙がっているもので、簡単に解決できそうなものからとりかかる
  3. 再度、失敗に至る因果関係をシンプルにしていく

1~3の繰り返し。当然、1日、1週間の中で、失敗することは様々な分野で、色々あるわけです。今までの経験上、多くの人の場合で、根本の原因は個々で様々ですが、個人内では共通であることが多いです。根本の原因となっていることは、簡単に解決しない事(病気や性格、他者による不可抗力)であることに気づきます。

ですので、より傷が浅い段階での予防措置をとる習慣を作ることで、リカバリーやフォローが行え、事なきを得ることができます。もちろん、失敗しないための黄金ルールを確立することもできます。

例)遅刻原因の修正案

  1. 家を出る時間が遅かった
    1. 家を出る前にテレビを見ていた
      1. 特集のお店が気になった ←テレビをつけない
      2. 天気予報を見ようと思った ←スマホで確認
      3. BGM代わり ←テレビをつけない
    2. お腹が痛かった
      1. 寝冷えした ←腹巻をする
      2. よくわからない ←解決は難しい
      3. 便秘 ←解決は簡単ではない
    3. 時計が遅れていた
      1. 電池交換を定期的にしていない ←交換する
      2. 電波時計じゃない ←買い替える
      3. 壊れていた ←買い替える
    4. 服を選ぶのに時間がかかった
      1. 洗濯物に出していた ←選択を定期定期にする、予定を確認する
      2. 特別な人と会う ←時間かけましょう(笑)
      3. 季節の変わり目 ←体を壊さない服を優先にする
    5. 寝る時間が遅かった
      1. 好きな番組があった ←録画する
      2. だらだらとゲームをしていた ←朝早起きしてやる
      3. 昼寝が長かった ←座って寝る
  2. 忘れ物をしてしまった
    1. 確認不足
      1. 急いでいたのでチェックしなかった ←前日に確認する
      2. 大丈夫だと思った ←予定を確認するルールを作る
      3. 曜日を間違えた ←日付だけでなく曜日も確認する
    2. 予定を忘れていた
      1. メモしていなかった ←ポケットに入るペンとメモ帳を持つ
      2. 手帳を会社に忘れた ←忘れないような置き場にする
      3. 予定より重要な予定が急に入った ←予定を確認する、その場で再計画する
    3. 持ち合わせてなかった
      1. 確認するのが遅くて購入できなかった ←前日の早い段階で確認する
      2. 購入するためのお金がなかった ←前日の早い段階で確認する
      3. 近くに購入できる店がない ←急で対処できないときは、その事を伝え期日をずらしてもらう
  3. 信号にふだんより多くひかかった
    1. 電車に乗り遅れた
      1. 朝起きるのが遅かった ←早く寝る
      2. 階段を走ったらこけた ←早く出る
      3. ダイヤ改正を忘れていた ←ダイヤ改正を楽しみにしておく、アプリを入れておく
    2. 近所のおばさんが話しかけてきた
      1. ゴミ出しを忘れていた ←時間を決めて間に合わないならゴミ出しをあきらめ、合わないようにする
      2. 挨拶をした ←急いでる様子を見せて、会釈程度にする
      3. 近所のおばさんから私に用事があった ←後日にしてもらう
    3. 押しボタン信号につかまった
      1. 学生が多かった ←学生が多い道をルートに入れない
      2. 近道をしたら押しボタン信号があった ←日ごろ通る道を利用する
      3. 押しボタン信号が押されているかと思ったら押されてなかった ←自分で押す習慣を作る

対処法を考える

上記の例の通り、大部分の失敗の原因は、自分でどうにかできます。(図がゴミゴミしてダサいですね…) 自分ではどうしようもない部分をどうするか?が失敗を最小限に抑える事につながる、最も重要なポイントです。

…で、継続すべきことは?

どうしようもない部分ですが、自分にはどうしようもないことですが、「誰か」や「お金」を使えば解決できることがほとんどです。重要度、優先度を考え、協力を求めましょう。

継続すべきことは、自分でどうにかできる部分を少しずつ、当たり前にできるようにするための施策を考え計画し実行していくことです。

そうすることで、本当に自分ではどうしようもないことを解決する(適切な支援を得る、これに割く余力が持てる)事が出来るようになります。

失敗日記、実にシンプルで効果があるのでぜひ試してみてください。

最新情報をチェックしよう!