吸水ポリマーって知ってますか? 除湿剤、オムツ、生理用品などに使われている、水分を吸ってくれる透明なゼリーのようなものです。
そんな便利な給水ポリマーですが、洗濯機の中に紛れ込み、破けてしまいました。
後片付け方法は色々ありますが、汚れてしまった服共は思い切って捨ててやりました。
今回は調べて実践した吸水ポリマーで汚れた洗濯機、洗濯物の清掃方法と、なぜ捨てる事に至ったかを紹介します。
vs洗濯機☓ポリマー
http://kadenfan.hitachi.co.jp/support/wash/q_a/a91.html
http://www.kao.com/jp/qa/mrs_omutsuall_07.html
そこそこ自動でできるので、思っていた以上の損害は出ていません。洗濯槽の内側がどうなっているかは不明ですが、とりあえず事なきを得ました。
とりあえず、買ったばかりの洗濯機が壊れないことがわかってホッとした。
大変だったのは洗濯物についたポリマーです。
vs洗濯物☓ポリマー
衣類についたポリマーはなかなか取れません。振り落とそうとすると、飛び散ります。
飛び散って、
- 顔につく
- 来ている服につく
- 壁につく
たったひとつの紙ナプキンでこんなことになるとは…。救いは紙ナプキンが未使用であったこと。今までにも3回洗って、パンパンになっていたことはあったが、避けなかったのは奇跡だった事に気づきました。
とりあえず、顔についたポリマーは払い、気を取り直し、そこらじゅうに新聞紙を敷き詰め、壁にも貼って、気が狂ったように振りまくります。
飛び散る飛び散る
ポリマーどもが嬉しそうに小さく生き生きしているところを見ると腹が立つと同時に情けなくなりました。
終わりは来るのか…
ネットで検索、吸水ポリマーを除去する方法をやってみた
なんと、塩を3〜4杯入れて洗濯すると、吸水ポリマーがなんやかんやで、小さくなって取れやすくなるとのこと。※塩は錆の原因になります。
さっき、洗濯槽を掃除したところですが、塩入れて、お気に入りの服だけを再度洗濯しました。
服は、ちょっときれいになりましたが、服も洗濯機も汚れたままです。
キ〜〜〜〜〜!!!
ということで、超お気に入りのお服様は再度振りまくて、乾かして、粘着コロコロでポリマーを除去することにしましたが、洗濯物の量が多く、洗濯機をどうにかしなければ始まらないので、あとの服は捨てることにしました。
ちなみに、乾かして粘着コロコロできれいになりました。個人的には塩は必要なかった気がします。
救世主ポリマー、断捨離の起点となる
超お気に入りのお服様以外は、捨ててやりましたが、捨てる時の無念さよりも、捨てたことによるスッキリ度が上回っていました。
つまり、捨てる抵抗感が薄れた。
この際、イライラしてるし、やったるわ!
と思い、
- あらゆる部屋の捨て難かったもの
- 今回捨ててしまった服たちよりも、大切感が劣るもの
はガンガン捨ててやりました。中ゴミ袋3杯分、普段出ないカテゴリーのものを手放すことができ、気分もスッキリしました。(ちなみに自動洗浄中に断舎離しました。)
オススメの吸水ポリマーの除去、失敗予防方法
とは言うものの、吸水ポリマーによる惨事はもう味わいたくありません。人生の中で無駄な時間ワースト3に入りそうです。ということで、予防〜対応までまとめておきます。
予防
- 洗濯物はポケットまで確認し、一枚一枚洗濯槽の中に入れる
何事も予防が楽です。
準備
吸水ポリマーによる惨事を発見したら、
- 新聞紙2〜3日分、ゴミ袋1枚、水がもれないゴミ袋(買い物袋2枚)、バケツ、目の細かい網を準備する
- 部屋の中で汚れて嫌なものを移動させ、新聞を部屋(床、壁)に敷き詰める
- 買い物袋を2重にして水がもれないゴミ袋を作る
掃除手順
①【洗濯機】服を取り出す
②【洗濯機】浴槽の自動洗浄があれば1回利用する。なければ、洗濯時間を長めにセットし、1-2分おきに洗濯を止め、ポリマーを網などですくう。ダストボックスもきれいにする。水がもれないゴミ袋に捨てる。
③(洗濯物)服を新聞を敷き詰めた部屋で振りまくり大きなポリマーを落とし、バケツに入れる。②③を繰り返す
④(洗濯物)洗濯槽のポリマーが殆どなくなったら、③のバケツから大きなポリマーをふるい落とした洗濯物を投入し、洗う。この時、洗濯機で洗っても良いし、洗濯槽の中で手洗いしても良い
⑤(洗濯物)洗った服を絞れるだけ絞ってバケツに入れる
⑥【洗濯機】再度、洗濯槽のポリマーをすくえるだけすくう、ダストボックスをきれいにする
⑦(洗濯物)洗濯物のポリマーがある程度落ちたら、再度洗濯(自動洗浄)する。
準備〜ここまでで、3時間(捨ててしまった服も再度洗濯したらの予想時間です)
⑧(洗濯物)洗濯物を取り出し干す、乾いたら粘着コロコロ
⑨【洗濯機】浴槽の自動洗浄を行う(2回がおすすめ)。自動洗浄がなければ、洗濯時間を長めにセットし、1-2分おきに洗濯を止め、ポリマーを網やこし器で救う、ダストボックスをきれいにする
最後の自動洗浄は夜に行うのがオススメ
まとめ
- 失敗しない予防を徹底しましょう
- 失敗sてしまった時はイライラを正に転換しましょう
- 終わりよければ全て良し
ワースト3の無駄な時間を、今回の出来事は、どうにかこうにか人生の無駄な時間にしない教訓になりました。