今回、HDDの中のデータを整理する関係で、3つに分かれたパーテーションを削除しようと思ったのですが、windows10の管理から簡単にパーテーションを削除できなかったので、フリーソフトを使うことにしました。
「コンピューターの管理」とパーテーションを削除できない原因について
1.フォルダを開いて、左側の「PC」を右クリック
2.コンピューターの管理画面の左側「記憶域」→「ディスクの管理」をダブルクリック
3.下図のようにパソコンに認識されているハードディスクの情報が表示されます。ここでパーテーションを削除、ディスクをフォーマットできます。
ですが、パーテーションで区切り、OSをインストールすると、windowsの「コンピューターの管理」からはパーテーションを削除して一つに戻すことができなくなります。回復パーテーションは簡単に削除できないようになっているようです。
フリーソフトで簡単にパーテーションを削除する方法
「EaseUS Partition Master Free」というソフトを使います。
http://jp.easeus.com/partition-manager/free-partition-manager-software.html
直感操作が可能なことと、確定するまではやり直しがきくところに、このソフトの魅力です。
以下、windowsの「コンピューターの管理」から実行できなかったパーテーションを削除を、実際に試した手順を紹介します。
1.EaseUS Partition Master Freeを実行します。すると下図のように、パソコンに認識されているハードディスクの情報が表示されます。windowsの「コンピューターの管理」とよく似ています。
2.windowsの「コンピューターの管理」で削除できなかったパーテーションを選択し、左の項目より「パーテーションを削除」を選択します。
3.下図のように選択していたハードディスクのパーテーションが削除された状態(見た目だけ)になります。
やっぱり元に戻したいのであれば、青色で囲った部分を押します。すると1.の図の状態に戻ります。
問題なければオレンジ色で囲ったチェックマークを押します。
4.以下のようなポップアップが出ます。削除してよければ「OK」を選択します。
すると下図のようなが進捗が分かるウィンドウが表示されます。
私は仕事に行っている間に終わったので具体的な時間が分かりませんでしたが、パーテーションの削除には結構時間がかかるので、パソコンを使用しない時間帯を狙って実行しましょう。
そもそも、なぜパーテーションを削除しようと思ったのか?
デスクトップパソコンのデータ用のHDD(ハードディスク)1000GBは当初、システム/回復領域/データと3つのパーテーションに分かれた状態で使っていましたが、SSD128GBに交換を機にフォーマットなどせず、そのままデータ領域をメインに使っていました。
データ用のハードディスクとして再利用するにあたって、目的もなくパーテーションが分かれていると、管理がしにくい(同じカテゴリーのファイルをまとめた時に、一つのパーテーションに収まらないなど)ため、パーテーションに分かれていない真っ新な状態にしたかったというわけです。
まとめ
- windowsの「コンピューターの管理」からは、理由はどうあれパーテーションを削除できないことがある。
- 「EaseUS Partition Master Free」はwindowsの「コンピューターの管理」でできない操作も直感的に行うことができる。
- ハードディスクの活用の幅がひろがる。