継続させるために、まず考えなくてはならないのが、どうすれば行動できるのか?ということです。
以下の図を使って、継続のコツを説明していきます。
この図に見覚えのない方は以下の記事をご参照ください。
行動を見極める
行動の種類によって対応が異なります。まず、どちらに該当するか見極めましょう。
行動が足りない(増やしたい)
これに該当するものは、行動事態が億劫なことが多いです。例えば
- 勉強
- 運動系のダイエット
- 貯金、節約
などなど、行動する気が合っても、なかなか継続できないパターンです。
行動が多すぎる(減らしたい)
これに該当するものは、行動が人間の欲求によって支配されているものが多いです。例えば
- 趣味に没頭してしまう
- 我慢できず食べてしまう
- 余計なものまで買ってしまう
などなど、辞めたくてもやめられず、継続できないパターンです。また、これらの多くが、「行動が足りない(増やしたい行動)」の邪魔をしているケースが多いです。
刺激の頻度、強度をコントロールするには、刺激を助ける/邪魔をする
刺激を増やしたり、強めたりすることで、行動を起こりやすく、続けることができます。これは、行動が足りないパターンでに当てはまります。
例として
- 勉強
- 明日の勉強する科目を、机の上に準備しておく(してあげる)
- 運動系のダイエット
- 歯ブラシの横に、「スクワット」などの付箋を貼っておく
- 貯金、節約
- 貯金、節約をする目的を、トイレに貼って目につくようにしておく
つまり、刺激が起こりやすく、入りやすいように助ける工夫をします。反対に、刺激の頻度を減らし、弱めることで、行動が起こりにくく、継続されにくくなります。これは、行動が多すぎて減らしたいパターンに当てはまります。
例として、
- 趣味に没頭してしまう
- タイマーを利用して(セットしてあげる)辞める時間を知らせる
- 我慢できず食べてしまう
- 食べ物を買わない。お菓子は手が届きにくいところに置く。
- 余計なものまで買ってしまう
- コンビニに行かない(スーパー以上に余計なものが、目に入りやすい環境となっている)。買い物使える時間を減らし、余計なものを見る余裕を与えない。(早く帰ってくるように電話する)
つまり、刺激が入りにくくなるように邪魔をする工夫をします。
まとめ
継続できないパターンと、刺激をコントロールするポイントを知るだけで、継続しやすくなります。
自己管理能力が低いと感じている方も、それは思い込みで、案外簡単にできるものです。
なかなか難しいという刺激は、人間の欲と関係しています。欲が出にくくなるような工夫が継続の秘訣です。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”profile.jpg” name=”小川準一郎(オガジュン)”]継続力がないわけではありません。コツを知らないだけです。一緒に頑張りましょう。[/speech_bubble]