条件付けには大きく2つありました。これを日常生活に活かすことで、継続する/させる事がやりやすくなります。今回は基本的な型を説明します。
ABC分析
色々な技術や分析に活用されています。
A:行動につながった刺激がある
B:刺激によって行動が起きる
C:行動によって結果が起きる
すると、結果の良し悪しによって行動が影響を受けます。
良い結果ですと
刺激と行動のつながりは強まり、行動がおこりやすくなります。
悪い結果ですと
刺激と行動の関係は弱まり、行動が起こりにくくなります。
行動に影響を与える結果は4パターン
この4パターンを知るだけで、日々の行動をコントロールしやすくなります。
良い結果(強化=行動を起こりやすくするパターン)
- 良い事が増えた
- テストがある(=刺激)勉強した(=行動)勉強を頑張ったことを親に褒められた(うれしい)
- 自動販売機がある(=刺激)自販機の下をあさる(=行動)お金を見つけた(ラッキー)
- 嫌なことが減った
- 石鹸がある(=刺激)石鹸で手を洗う(=行動)風邪をひきにくくなった(嫌いな薬を飲まなくていい)
- 目覚ましがある(=刺激)目覚ましで朝早く起きる(=行動)遅刻しなくなった(先生に叱られなくてすむ)
悪い結果(弱化=行動を起こりにくくするパターン)
- 悪いことが増えた
- テストがある(=刺激)勉強した(=行動)「何、この点数!」と怒られた(がっかり)
- 自動販売機がある(=刺激)自販機の下をあさる(=行動)手がすさまじく汚れた(ださ恥ずかしい)
- 良い事が減った
- 石鹸がある(=刺激)石鹸で手を洗う(=行動)手がガサガサになる(肌が弱いので、すべすべ肌が保てなくなる)
- 目覚ましがある(=刺激)起きる(=行動)目覚めが悪い時がある(すっきり起きれる機会が減った)
結果の良し悪し、影響の程度で学習の効果が変わる
上記に示した通り、同じ刺激でも、結果が変わると、学習が強化されたり、弱化されたりします。
単純に良い結果を起こりやすくすることで、学習効果を高めることができます。