悪い印象を与えていても面接で逆転を狙う方法

養成学校生の就職活動を中心にこの記事を書かせていただいていますが、転職希望の療法士・コメディカルスタッフにも当てはまる内容です。

見学実習、短期実習、長期実習で合格点をもらうことも大切ですが、それだけでは後悔することになるかもしれません。点数が高くても就職活動では失敗する可能性があります。以下の内容を見学実習までに知って実行しておいたほうが良いでしょう。見学実習に間に合わなかった方は長期実習までには実行しましょう。就活中の方は今からでも役に立つので試してみてください。

残念な学生

最近、私のところに以下の様な学生がきました。見学実習だったのでにこやかにズバッと私が気になったところを指摘し、長期実習までにはその点に気づき、意識しておいたほうが良い事を伝えました。10人中8人はがっかりしたり、驚いたり、焦ったりしていましたが、前向きな発言でした。残りの2人は私にとって残念な反応でした。学生だけが悪いわけではありません。当然私の指導方法や患者様への配慮をもっとレベルアップすべきです。

重症な学生

患者様を敬うことのない発言(患者様に失礼な発言、態度があった)があり、患者様が苛立った表情をした。それの原因を責任転嫁した(それに対し患者様の苛立った様子を症状や一緒に見学していた学生の責任にした)

当然私の監督責任がなっておらず、患者様には悪いことをしたと反省するばかりです。その後、学生に今後のことを思い、にこやかにズバッと私が気になったところを指摘しましたが…

本人に申し訳ないことをやってしまった〜って言う自覚はありませんでした。

軽症な学生

感想や考えを文章化するのに時間がかかる学生がいます。仕方がないことだと思います。考えを言葉にすることに時間がかかることも仕方がありません。仕事を通して成長していくところだからです。今でも私は言語化が苦手で言い間違い、言葉も噛み噛み、頭の整理が苦手です。

原因は知識不足、情報過多、「こんなこと言っちゃいけないんじゃないか」など余計な不安があるなどの原因が挙げられます。バイザーとしては学生の表出を待つ姿勢、引き出す姿勢です。質問もそれを促す目的でやっています。ところが…

喰い気味に言い訳をするんです。「書けないけど言葉で言います。」と学生。でも、言葉でもまとまっていない。メモをとっても良いよと言ってもメモを取らない。私にとって学生の表出は伝わっているかどうかの確認手段です。伝わっていなければ、こちらが悪かったと考えます。私は言い直す程度しかできません。

心配な学生

返事をしたかどうかの確認が取れない。返事をしてほしいこと、相手に伝わらなかったら返事ではないことを伝えても、よく分からない。努力しているのは認めますが・・・

毎回「分かった??」と念押しする始末。挙句の果てにはフランクにこちらが気を使いながら対応しないといけない。優しすぎたかな…もっとはっきり言ってあげないとけないな…と思った時に。

「分かってますよ!」と学生の一言。学生も「分かった?」という私の言葉にイライラしてきたんでしょうね。でもね、そんだけ強い口調で伝える力あるなら最初から出そ−よ。

レッテルの効果

残念に感じた学生さんの共通点は努力しているかもしれないが、自分を認めることができず、または認めることはできなくても表に感情を出さないようにコントロールできず相手を不快にさせてしまっていることです。

どんなに仕事ができても、めんどくさい人は個人的にも関わりたくありません。いや、まだ、学生だから育てたい気持ちがあるので、失敗してほしくないから、心穏やかにアドバイスしています。

自分の後輩になってしまえば根気よく指導しますが、面倒な方が後輩になる可能性は出来る限り排除したいです。人事には心配だった2人について○◯が良くなっている雰囲気がなかったら、他の人より優先して採用してほしくないことを伝えました。厳しい発言かもしれませんがこれは現実です。

と、このような判断をされた学生さんは就職試験の時、他の就職希望の学生さんと比べ対等な立場で評価されるはずがありません。私が伝えた情報を元にレッテル(○◯が苦手な人)を貼ることになるでしょう。

つまり、周りの人よりマイナス評価からのスタートであり、仮に採用枠が一人であれば、相当評価が高くないと採用されないでしょう。

大逆転!の前にすべき事

見学実習での印象が就職活動での評価の一つとして扱われる可能性があることが分かりましたよね。では、どのようにすれば、他の就職試験を受ける方よりも高い評価をされるようになるのでしょうか?

最近実習でバイザーと仲良くなりすぎた為か、実習とは関係のないプライベートな事をお礼状に書いてくる人もいますが、無用なリスクを増やしているだけです。誤解をさせたバイザーにも問題はあるのですが。

少しでも就職したい気持ちがあるのであれば、お礼状の内容に、可能であれば面接時に、以下の3点を盛り込みましょう。

  • 見学実習、短期実習や長期実習をとおして、自分の課題に気づく機会があった事
  • 現在その点を克服するよう努力している事
  • 実際に変化があり、気づかせて頂いた機会に感謝している事

この3点で何が伝わるかというと、もっとも重要な柔軟性と向上心が分かります。この業界は保険制度の改正の度に方針転換があります。その度に組織の形や目標が変わる場合があります。当然、昨日上司が言っていたことと真反対になる場合もあります。

一つの思考に偏らない、柔軟な思考が必要です。あなたは柔軟な思考があることを、新しい環境に適応しようとしていること、自分自身の至らないところを改善させる努力ができる人であることを分かってもらいましょう。

何をしておく必要があるか? 何をすべきか?

それはズバリ、自己分析です。あなたの得意なこと、苦手なことをはっきりさせましょう。

これから実習

これから見学実習、短期実習、長期実習があるのであれば、やってみたいことを挙げましょう。その際のポイントですが、

  • 急性期、回復期、維持期それぞれの特徴を調べておきましょう。
  • あなたの得意なことが活かせるところはないか?
  • 苦手な部分がどのあたりで起こりそうか

などなど考えてみましょう。

これから就職試験

実習の時に心がけておらず、マイナス評価からのスタートではないかと察している方も、面接試験を受けるところの情報をしっかり調べ、対策することで逆転はありえます。その病院・施設にとってあなたでなければならないメリットを伝え、苦手な点は意識して克服中であることを伝えれる準備をしておきましょう。

メリットはあなたの得意な部分が病院の必要としている部分であることを表現する。病院が必要としている点があなたの苦手な部分であるのなら、病院のニーズとして求められていることは分かっているが、現状苦手であることを表現する。そして、改善に向け何をしているかを伝えましょう。

新人をひとり入職させるのに初年度およそ500万円必要です。あなたにその価値があるでしょうか?え?そんなのわからない。というのであればまだまだです。来年度はプロです。あなたの本気さが伝わるよう自己分析と就職希望先について調べ倒しましょう。

自己評価の方法

何を使っても良いのですが、一人でやるならエニアグラムのようなあなたを否定するツールが良いでしょう。ただし、エニアグラムにのめり込まないように注意しましょう。起源がオカルトちっくで面白いので程々に。自己分析のツールとしては優秀です。

友達や恋人、ご両親にやってもあるのも良いかもしれません。喧嘩しないようにね。どんな方法でも、ネガティブな点をあなた自身受け入れることがポイントです。

実習、就活で失敗する人の多くは

  • 自己評価が甘い
  • 叱られても気づいていない
  • 責任転嫁させたことに気づいていない
  • 自分に気づいていない
  • 自分のダメな点と向き合うことができない

方がほとんどです。とりあえず試してみましょう。

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