これから医療・福祉関係の仕事につこうとしている方、養成学校で苦手科目に困っている方、療法士で専門分野以外の知識を伸ばしたい方、少しでも勉強に対する不安や、苦手意識を減らしませんか? それも楽しみながら。
私が患者様に行う訓練で最も重要としていることは、自主練習を行う習慣作りです。どんな方でも訓練を行えばよくなりますが、続けなければ、やらなければせっかく改善したところ、新しく獲得できた機能を維持できません。
習慣にする一番の難しさは続けることの難しさ。あなたもわかりますよね。
勝手にしちゃう。
私もさぼりながらですが、このサイトの更新は習慣化できています。なぜ、習慣化できているのか?
やりたいことのためなら勝手にする。例えばこんな事ってないですか?
- 海でモテたいために、筋トレやダイエットをします。
- 眠たいのに、ゲームしちゃいます。これをやればレベルアップ!
- 摂取量が上がらない、食事拒否の認知症の患者様でも、本人のお好きなアイスクリーム、甘いコーヒーが目の前にあると食べちゃいます。
「恐るべし欲求」
ですが、これだけでは続けられない。
破たんの原因
欲求だけで習慣になるか? なりませーん!
- 当たればでかい!めったに当たらない宝くじ、買い続けることができますか?
- 経験値がめちゃくちゃ高い余裕で倒せる敵がいる場所に、出会ったら必ず負けるとわかっている敵がいる場所でレベル上げを続けますか?
- 楽しい仕事でも給料同じでやること増えたらどうですか?
欲求を追求していても、いつか破たんします。つまり、対価に見合ったものじゃないと、破たんします。
いやいやだけど、いやいやじゃない。
なんだそれ??
つまり、嫌なことでも、メリットが大きければできるということです。
仕事と同じです。対価に見合った仕事であれば頑張れます。
この調整が案外難しい。
報酬と達成感
報酬を上げていく必要はありますが、効果絶大です。ただ、内容によってはいつか破たんします。お金が尽きる。糖尿病になる。などなど。
今どのくらいか。今日はどのくらいできたか。頑張っていた。など達成感を与えると継続できます。報酬をコントロールすることもできます。
小学校の時の皆勤賞や、夏休みのラジオ体操を例に出すと。出席すればハンコやシールがもらえる報酬と目標達成までどのくらいか? 目標にたどり着くと全部できたら商品がもらえる。懐かしいですね。
3つ下げ、3つ細かくする
今までの話はよくある話です。私も、患者様も、おそらくあなたも共通していることは。目標が高すぎると続かないということです。
報酬と達成感があれば、やる気がでますが、どちらもコントロールする必要があります。高すぎる段差は上がれませんが、そこに補助の段をつけると上がることができます。目標も同じです。欲求を超える高い段差は、分けて低くして上るようにしましょう。
ポイントですが、3にこだわると目標を立てやすく、意識しやすいです。
例)夏に向け筋トレをする。経過を記録する。
を例に挙げ、残り3か月以上ある場合を想定して、3~4を意識して細分化していきます。
- 1月目は体重をはかって食事を気にする。10分間で済む内容にする。記録をとる。
- 1週目は全身のストレッチ中心
- 上半身
- 体幹
- 下半身
- 2週目は全身の筋トレ中心
- 上半身
- 体幹
- 下半身
- 3週目は必要だと感じる部分をストレッチ&筋トレ
- 臀部
- 腹筋
- 背筋
- 予備:4週目は2月目どんなことをするか計画を立てながら3週目と同じメニュー。
- 2日間は案1
- 2日間は案2
- 2日間は案3
- 残り1日は食べ放題(笑)
- 1週目は全身のストレッチ中心
- 2月目は体重をはかる。15分間で済む内容にする。記録をとる。
- 1週目は先月たてた目標をもとに15分間やる。記録をとる。
- 2週目は…
- 3週目は…
- 予備:4週目は3月どうするか計画を立てる。
- 3月目以降も体重をはかる。15分~許せる時間で済む内容にする。記録をとる。
- 2月目たてた計画を遂行する。
例が良い内容だったかは置いておいて、目標を細分化して計画をたてましょう。必ず無理のない計画でなければいけません。
裏技? 定番でしょ!
目標が立てやすいものもありますが、活動によっては目標・計画を立てることが難しい内容もあります。そんな時は…
視点を変える
- 週に3回散歩する、走る →コンビニに週刊誌を読みに行く。
- ポテトチップスを食べたい →コンソメ、コショウのきいた鶏肉を食べる。
- 教科書で勉強する →苦手意識は最悪。入門書の入門書は漫画で決まり!
ポイントはつまらないことを面白いことに置き換える。良い印象を与える。ことです。
仲間を作る
私の場合は、インスタグラムにハマっている友達と「いいね」してもらうにはどうしたらいいか? なんて話をしてお互い情報収集をしています。得られた情報によって調べる手間が省け、時間の短縮、作業の効率アップが図れます。
私の場合は以下の通り。
- ブログの更新
- 筋トレ
- 認知症専門士
- 朝活
あなたの健闘をお祈りしております。ってか、一緒に頑張りましょう!
基本的なアプリを操る
私の場合は、まとまった時間があるときは、15分でアラーム、更に5分にアラームこれを一組として繰り返します。リハビリの時間って1単位20分が基本なんでそれに合わせただけです。この程度であればアラームまたはリマインダーで十分です。
基本的なアプリを使えなければ、便利だといわれるアプリを使いこなせるわけがありません。なにが便利なのかを知ってから新しいアプリを導入しましょう。
基本的なアプリを使って「ここって面倒だ!」ってのが分からなければ、自分に合ったアプリなんてわかりません。そこで初めて自分に合った継続できるアプリや方法に出会います。