カルテ記載に年間120時間無駄にしていませんか?

カルテ記載が苦手な人。パソコン入力に困っていなくても、カルテ記載にやたら時間がかかる人いませんか? 両者はカルテ記載に時間がかかる結果は同じですが、原因は異なる可能性があります。あなたはどちらですか?

カルテ記載に時間がかかる原因

大きく3つに分類することができます。

  • パソコン入力がそもそも遅くて、時間を要している可能性があります。基本的な操作さえ覚えれば、早く記録が取れるようになります。
  • カルテを記載する時、別の仕事が舞い込んでくる、話しかけられカルテに集中できない、なんてこともあります。一つの仕事に集中できないと効率よく記載していく事はできません。
  • カルテを記載する前段階に問題がある可能性があります。日々何のメモを取ればよいのか?? これが分からない新人スタッフは多いですが、仕方ないのまま放置しておくと必ずつけが回ってきます。

カルテ記載に時間をかけない方法は??

パソコン入力が遅い

年齢なんて関係ない。電子カルテ入力のミスを減らす方法。をご参照ください。自助努力も必要です。普通のスタッフよりも入力が遅くて1つの記録に3分余分にかかれば、8人で24分です。そりゃ、残業、その他の仕事を圧迫しかねません。

カルテ記載する環境(場所、時間)が悪い

これって、結構関係しています。具体的な解決策はカルテを記載する環境を変えることです。劇的に仕事がはかどる場合があります。

  • パソコンの場所をかえる
  • カルテを記載する時間を変える
  • 報告・相談は業務の合間に行う
  • カルテ記載をしている時に声をかけられたら、少し待ってもらうようお願いする

これで何が変わるか?→邪魔が減ります(笑)

あなたのカルテ記載を邪魔する人はだいたい決まっています。なぜなら、あなたのカルテ記載の時間がその人にとって一番声をかけやすいタイミングだからです。だから、その人とのやり取りを事前に済ませるか、徹底的に避けることです。

1~2分待ってもらうなど、ハッキリ断れば、相手もあなたへの質問が今じゃないとダメなほど重要なものか自問自答するはずです。そんな人は自分を落ち着かせるために、質問してくる場合も多いので、あえてほんの数分自問自答させるタイミングを作らせると、その後あなたにとって「それ、今じゃないとダメ??」という質問は減るでしょう。

カルテ記載すべき内容、書き方が定まっていない

新人スタッフに多く、仕方がない面もありますが、意識することで早い段階で解決できるようになります。絶対にその方が得です。

業務中に何をメモすればよいか? が分かっていないと当然カルテは書けません。職種によってカルテに残すべき内容、プラン作成関連してくる内容は異なります。

手っ取り早いのは、あなたが記載するのに時間がかかった患者様のカルテを、先輩スタッフならどう記載しているか? を確認することです。そうすれば、業務中、患者様のどこを見ているか? どこを見ればよいか? が一目瞭然です。ただし、手本にする先輩は選びましょうね。

業務中、見るべきポイントを押さえても、記載方法が分からなければカルテは書けません。また、組織ごとにカルテの記載方法は異なることも多く、先輩スタッフのカルテを真似るだけでは、書き方が分かるようにはなりません。課長が変わったら、部署が変わったら、転職したら、あなたのカルテを記載する技術は水の泡になるかもしれません。

なぜか? 分類すべき項目の基礎が分からないからです。なぜ分ける必要があるのか知らないからです。できる先輩が手取り足取り指導してくれればよいですが…なかなか業務中にできません。感覚で書いている先輩も多く、書き方を教えれるか? 難しいことも多いです。

書き方が書いてある書籍を見ると、内容をどのように分類すればよいか? なぜその項目に書くのか? 書き方の基礎がよくわかります。その段階で先輩のカルテを見ると、「おぉ~、きれいに分かれてる。あれ? これこっちに書いちゃダメでしょ。あっ、先輩のカルテよりも私のカルテの方が読みやすい。」ってことにも気づくことができます。

カルテ記載専門の書籍利用のすすめ

先輩スタッフに恵まれず独学でカルテの書き方を勉強し無ければならないあなたも大丈夫。今では、読みやすいといわれたり、指導する係になってます。あくまでも書き方の話…誤字脱字は未だに多いですが…

書き方や書くポイントは結局自分で身につけていかないといけないものです。他の人よりカルテ記載に患者様一人当たり2~3分余分にかかっていては、一日30分は他の人より残業しないといけないようになります。週で150分、月で600分、年で7200分。年間120時間、10年で50日無駄にしています。カルテごときにあなたの力でコントロールすべきですし、絶対にできます。

もう一つ得なことは、書き方を紹介している書籍を読むと、患者様を診る専門的なポイントや、患者様の経過を読み取る力が付きます。ある意味、各分野の専門書よりも、実践で何を診ればいいか? が書いてあります。カルテは自身の考えをアウトプットする場面でもあり、思考の整理にも役立ちます。当然、ポイントをおさえた正しい書き方を身につけることが、早ければ早いほど、専門的なスキルの向上にも役に立ちます。

医師・看護師・介護士には


→ 丸善ジュンク堂
→ 楽天ブックス
→ amazon

療法士には

→ 丸善ジュンク堂
→ 楽天ブックス
→ amazon

カルテに不必要な時間をかけないよう、

  • パソコン入力スキルの向上、
  • カルテ記載環境の見直し、
  • カルテ記載のポイントの理解

をなるべく早い時期から心がけましょう! パソコン入力については年齢なんて関係ない。電子カルテ入力のミスを減らす方法。をご参照ください。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!