専門学校は「資格を取って何ぼ」「落ちれば時間とお金が無駄」というイメージが一般的です。それを考えると不安になります。でもその不安を「ワクワク」感に変える方法があります。
「資格を取って何ぼ」→「資格をとれるだけ取る」、「落ちると時間とお金が無駄」→「落ちても大丈夫、国家資格は持ってないけど、資格は持ってる」と視点を変えてみるのです。学生時代、なぜだかこう考えることができ私の不安は少なくなりました。
私は1年生~2年生前半に「福祉住環境コーディネーター2級」と「福祉情報技術(アシスティブテクノロジー)コーディネーター1級」を取りました。どちらも言語聴覚士には関係性の高い資格です。
なぜ簡単に合格することができたのか?
- 学生は嫌でも勉強する習慣がついているから。
- 出題範囲に関連のある内容を授業で行っていて、新しく覚える量が少なくて済むから。
- 欲求が満たされていないから。
普段から家屋訪問(患者様の家を実際にみて患者様の身体機能に合わせた手すりの位置の検討、段差の解消が必要化の有無の確認など)を行っていて、住居の寸法、福祉用具などの知識が十分な理学療法士、作業療法士でも試験に落ちることもしばしばです。←ドキッとした療法士はいませんか? その理由はマズローの欲求5段階説で説明できます。
マズローの欲求5段階説で考察する
5段階 自己実現の欲求 自分の理想を実現したい 4段階 承認・自我の欲求 尊敬されたい、認められたい 3段階 社会的欲求 みんなといい関係でいたい 2段階 安全の欲求 危険なことなく安定していたい 1段階 生存欲求 食欲、睡眠欲、性欲をみたしたい
療法士はすでに国家資格をとっており、4~5段階は満たされています。反対に学生は2~3段階が満たされておらず、不安感と常に隣り合わせになっています。
簡単に言うと学生は資格取得にストイックで、療法士は経済的、社会的、環境的に満足している為、資格取得に熱が入らない状態です。
取得することのメリット
取得することで自信となる
ストレスは欲求が満たされないため起こることがほとんどです。一定の知識を得るだけで、見えなかったストレスを減らすことができ、試験の空気を味わう練習にもなる福祉関係の資格取得は学生のあなたにもってこいだと思います。私は資格をパスできたことで、在学中、優越感とやや自信UPによるストレス軽減が図れました。
給料が上がる可能性がある
就職先によりますが、持っている資格が業務に活かされなければ手当はつきにくいのが一般です。学生の今取得するからこそ価値があります。
私はこれらの資格を業務では直接使うことはありませんが、就職試験の時に「持っている資格は?」と聞かれこの二つを応え、人事の方に特別に基本給をUPしてもらえました。同期には言ってませんが、入社より他の人より5000円/月多くもらっています。30年働くとしてその額は(5000円×12か月+5000円×4か月(ボーナス))×30年=240万円です。コストパフォーマンスは抜群です。
療法士は就職先に資格を取得すると給料がアップするかどうか人事にこっそり確認しましょう! 240万と聞いて欲求が高まったあなた、たぶん合格します。笑
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時間に余裕がなくても試験にとりあえず申し込むだけ申し込めば「やるときゃ、やる」状態になります。資格所得でストレスも軽減したり、就職先にも寄りますが給料アップにつながります。私のやった勉強方法はこちら。