最近、体調を崩すと治りにくい・・・アラフォーになったからかな?と衰えを感じます。セラピストの職業病ではありますが、アラフォー以上に不安に思うことがあります。
40代で寝たきりになってしまった方のリハビリを行うこともあり、同じような人生を送るかもしれない。とか、若くして、親の経済的支援や介護を行っている人を見ると、自分が病気にならなくても、家族が病気になり、今の給料で色々しなければならないとしたら、今の生活はどうなってしまうのだろう? と思うこともあります。
いずれにしても、もし自分が当事者になったら、良いサービスを受けたい、できることなら自分の時間を確保できる生活を送りたいと思うわけです。自分や身内が体調を崩すとお金も、時間もかかり、夢見る裕福で欲求が満たされた生活をおくることができなくなります。ストレスは増え、病気にもかかりやすくなります。絶対に嫌!
ということで、今回は予測される不健康による経済的負担について紹介します。これを読めば、医療費を簡単に半分にする方法がわかります。
支払う医療費は確実に増えるが、それでも良いサービスを受けたい。
私たちの収入が今後増えなくても、医療に関する出費は無条件で増えていきます。国にお金がないので医療費は高くなります。あなたも、あなたの周りの人も、病院にかかる機会が増えるのは以下のような理由からです。
[box class=”blue_box” title=”医療費がかさむ理由”]- 少子化、高齢化で国は収入より出費が多くその傾向は続く
- 年齢とともに病気になる可能性が高まる
- 長生きするので親の世代の支援にお金がかかる
- 共働きでサービスを使わないと生活できない
病院で働いていて、よく思うことがあります。病気をわずらってしまった本人がお金を持っていると、困ることはそんなにない。脳卒中や認知症などで、家での生活が厳しくなる世代の多くは80代以降。患者本人の収入が少なく、家族の支援頼みとなるケースも多いです。
自分たちの老後だけでなく、親の世代の老後も考え無くてはならない時代になってきました。私も例外ではないな〜と思い不安になります。
受けれるサービスもピンきりなので、出来る限り良いサービスを受けるためにも、お金はたくさん持っていないといけません。
認知症予防が未来の医療費を半分にできる最善の策
健康寿命を伸ばすことが、最高の選択肢となります。???
日本人の平均寿命は伸びていますが、医療現場で働く私としては、不健康のまま生かされている方々を日々目にしているので、そのような状態にはなりたくないなぁと思います。
で、最近ハマっている雑誌で、以下のような記事を見つけたので参考にしていただければと思います。
- 68~72歳にかけて軽度認知障害の疑いがある人増える
- 早期発見し運動療法や脳トレなどの適切な対応で70%近くが改善することもわかっている
- 仮に認知症の発症が5年遅れれば、かかる医療費は半額で抑えられる
出典:ばんぶう2018.8 浅野次義先生
私は、運動療法、脳トレを言語聴覚士として、患者様に提供していて、効果を感じています。80歳や90歳だって改善は認めます。でも、良くなるにしても、程度がある。出来る限り若いうちにやるに越したことはありません。
長生きすると必ず記憶は悪くなり、同じ話をしたりしますが、認知症はそのような加齢現象以外に、症状が進行し生活に支障が出始め、介助が必要な状態が次第に増え、最終的に生活が自立できなくなります。
医療費を減らすためのオススメは、外に出てゴーですよゴー!
祖父母、父母に「アレ?」って言う症状が60代後半に出始めたら、積極的に受診しましょう。嫌なら症状が出ていないうちから、運動をする習慣をつけさせましょう。父親や祖父には簡単な買い物をさせましょう!孫の送り迎えをさせましょう!玄関の前の掃除や、花に水やりをさせましょう。日常生活で十分運動はできます。
最近いいなと思うのはポケモンGOです。ニンテンドースウィッチのレッツゴーピカチュウをやる孫とのつながりもできるし、運動もできるし、社会で知り合いができます。やっている人の多くが、50〜60代。夫婦でやっている人も良く見かけます。で、不思議と仲良くなって、やり方教えてもらったりしています(笑)
スマホ持っていないならワイモバイルや楽天モバイルで最安の契約で、LINEとポケモンGO入れてあげて、プレゼントしましょう!3000円くらい月に払っても健康寿命が伸びるなら確実にペイできます。
健康寿命を延ばして医療費を半額に抑える方法
日本人は平均寿命が長くなってきましたが、不健康寿命が伸びている傾向があるので、健康寿命を伸ばす視点が重要です。認知症は60代後半から発症する可能性が高くなるため、それ以前から、運動する習慣、社会と関わることを出来る限り継続することが有効です。
運動は日々の生活レベル(ex.家事)で十分です。社会との関わりはとりあえず外に出ることを日課にしましょう。スマホは携帯電話に比べ簡単です。スマホデビューしていないなら、LINEとポケモンGOだけインストールしてスマホ端末ごとプレゼントしましょう!
5年間発症が遅れるということは、当事者だけでなく支える人の生活も5年間、豊かになります。ぜひ自分だけではなく身内の健康寿命を伸ばす視点を持ってストレスほぼゼロの生活を目指しましょう!
[box class=”blue_box” title=”まとめ”]- 出来る限り若いうちから、運動と社会とのつながりを持つ習慣を継続する
- あなただけではなく、身内の健康寿命を延ばす関わりに目を向ける
- 認知症の発症を5年遅らせるだけで、かかる医療費は半分抑えることができる