さて、goolge20%タイムを試してみましたか? google20%タイムとは、生産性の高い活動を行うためには、現在その活動に割いている時間のうち20%はフリータイムにして、自由に過ごしましょう!という時間術です。気持ちにゆとりができることで良いアイデアが生まれるようです。
私はそれをきいて、休みの日、ガッっと、無理やり家事を午前中と寝る前に押し込んで、昼間はカフェで3時間ほど過ごしました。もちろん、妻に許可を取りました(笑)。ブログ記事を書いたり、本を読んだり、とても有意義に過ごしました。現実的で使えるアイデアもたくさん生まれ、今後が楽しみです。
で、妻にもそのような時間が必要だろうと思った時、子どもたちの面倒を、今度は私が見なければならない・・・。そこで、思いついたのが、職場で行っているマルチスキルを家庭でも使っていこうという作戦です。
ということで、今回は私が家庭で実際に取り入れてうまくいったマルチスキルについて紹介します。これを読むと、時間の効率化がグッとアップして、夫婦円満に!思いがけないストレスが解決します。
自分の時間が増えることは誰かの時間を削ること?
カフェで有意義な時間を過ごした私ですが、それなりにやったことがあります。自分がすべきことは自分でやりくりして、妻の迷惑にならないようにしました。ただ、カフェで有意義に過ごしただけなら、それに割いた時間分、誰かが頑張らないといけない面もでてきます。
実際、妻は私がいない間、子どもたちの面倒を見て過ごしています。相手の理解がなければうまくいかない方法です。結果、良いアイデアや実績を残し、妻にもそれを共有できたことが成功の秘訣かと思います。
この例の場合、有意義な時間を過ごせたものの、妻の理解が得られなかったり、誰かが自分の肩代わりをしてストレスを抱いてしまったりするのであれば、良いアイデアは生まれたとしても、良い方法であったかは疑問が残ります。
自分の時間を得るには相手に時間も与えよう
魅力を感じる技や方法ほど、導入時はギブアンドテイクが良いです。周りの理解がなければ、たとえ何かがうまく言ったとしても、ひずみが出てきます。ひずみは放っておくと、亀裂になることもあります。人間関係の亀裂は、親近者であるほどストレスとして大きなものになるので、ギブアンドテイクの気持ちが重要となります。
そこで、真っ先に挙げられる良い方法は、マルチスキルという考えです。仕事ではフォローをし合いながらすすめることで、誰かに仕事が偏ることを避けたり、目的を効率よく達成できたりします。これを家庭にも適応させるのです。
例えば、料理、洗濯、買い物など、基本、誰かの役割であることを、スキマ時間にフォローし終わらせる技術です。
注意点は、妻、夫でやり方が違ったり、到達度は同じなのにかかる時間に差があったりを、予め理解しておくことです。つまり、スキルや能力に差がある可能性を前提条件とし、そのことは感謝する気持ちがなければならないということです。
マルチスキルに向いていること、向いていないこと
マルチスキルに向いていることは以下の3つです。
[box class=”blue_box” title=”向いていること”]
- 目標を設定できる事
- 結果を達成しやすい事
- 複数人でやると楽しい事
反対に向いていない事は、これらのすべて逆のことです。目指すものがないものは、何をやるにしても、どの程度すればよいのか、どうすれば少しでも早くできるか?など思いつきません。些細な事でも、目標を設定することが大切です。例えば、洗濯物を10分でたたむとか、子供の笑顔を3回出すとか。
結果を達成しにくいことは、挫折します。挫折した時、誰かのせいにしたり、マルチスキルは効果がないとやめてしまったり、マルチスキルをうまく活かせる前に辞めてしまわないように注意が必要です。
専門技術が高すぎて、誰にも真似出来ない、または、できるようになること自体に、結構な負担がかかることは、マルチスキル実践初心者は辞めておきましょう。楽しさ半減です。お互いがスキルの差を認め合い、一人よりも二人、二人よりも三人のほうが楽しめる!と言うもの(例.料理など)を推奨します。
【おまけ】マルチスキルに向いていないものは、細分化させればうまくいく
マルチスキルに向いていないものは、プロセスを出来る限り分解しましょう。分解することで、専門性が低くても、目標達成に貢献できる事が見つかります。料理であれば、皿を準備するなど。美味しい料理を早く作ることだけに主眼を置くのではなく、その工程がスムーズに行くことからはじめ、少しずつレベルアップをはかると良いでしょう。
いつまでも夫婦円満はホンマかいな!マルチスキルがすべてを効率化
時間は有限ですが、人間の欲求は無限です。だから、作業は効率化を図ることが重要です。職場で上記のことを実践するのは割と簡単なのですが、家庭でやろうと思うと、意見のぶつかり合いとなったり、気持ちのすれ違いが起きたりと難しい面もあります。
マルチスキルに向いているものからはじめ、成功体験を積んでいくことが成功の秘訣です。家庭におけるマルチスキルは、体調を崩したときなどに特に有効です。現代社会は核家族化しバックアップ体制がないので「その人しか知らない」ということが増えている傾向があります。
ギブアンドテイクの精神でマルチスキルを実践し、家庭内のイライラ、もやもやを消していきましょう。最初は面倒に思うことでも、相手の笑顔や互いに達成感を感じることで、全てが効率化されていきます。
[box class=”blue_box” title=”マルチスキルがうまくいく方法”]
- ギブアンドテイクの精神
- 目標、達成度を設定する
- 互いに達成感や楽しみを共有できることから始める
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