キリのない意見をどこまで通すか?
考えを曲げない頑固な同僚がいるとします。
あなたのやり方が正しいと感じ、あなたのやり方のほうが適していること、同僚のやり方はその部分で劣っていることを説明したとします。
でも、同僚はツジツマの合わない言い訳にしか聞こえない説明をします。
話は平行線、あなたならどうしますか?
ストレスがかからず上手くいく方法
今から紹介する方法は、同僚とたどり着くところは同じで、そこまでのプロセスが異なる場合に適応があります。
・・・と言うか、目標の到達点が異なる場合は、そこを確認する必要があります。
[box class=”blue_box” title=”上手くいく方法”]- 自分の考えはひとまず、置いておく
- 同僚がしたい案を試す提案をする
- 確認ポイント、試す期間を決める
- 確認ポイントはあなたが同僚の上手くいかないと思うポイントにする
- 結果が出る
- 同僚の案が悪い結果の場合は自分の案を試す。
- 同僚の案が良い結果の場合は受け入れる。あれば、より良くなりそうな案を提案する。
つまり、同僚の結果が悪ければあなたの案は活かされるということです。同僚の案が上手く行った場合は、その良かった点を分析して、今後の引き出しの一つとする。結果がどうあれ、同僚と検討している案件についてはさっさとか片付く。
妥協したら、メリットしかなく解決した話
長期的に見たら私の案が確実に矛盾もなく、スムーズに行くとわかっていたのですが、同僚はとりあえず今の方法を改変し、対処法に近い案を出してきました。
どちらの案もたどり着きたいビジョンは同じですが、想定しているメリット・デメリットが起こる大きさ・タイミングは共通ではありません。重要視している部分が異なるため話は平行線です。
そこで、私は同僚の案をとりあえず、やってみることに・・・その代わり、起こりうるデメリットについて指摘し、その部分がうまく行かなかったら調整することとなりました。結局、同僚の案でその後もうまくいきました。人間の器が小さいのか、少し残念でした。
しかし、同僚の案を上手く行った部分と、行かなかった部分を分析したことで、更に後に起こる別の案件で、私の案が一発採用されました。今までなかった視点を同僚から吸収し、同僚がそもそも持っていなかった視点を組み合わせる。敵なしです。
もう一つ良かったことがあります。同僚の考えが、ある程度いけそうと思う案の場合は、失敗が予測されても、一度はをたてて上げたことです。同僚から感謝され、より大きなチャンスの時に協力してもらえました。
あなたが追うリスクでもストレスでもない
仮に自分の案の方を最初に試して、結果が思わしくなかったら、立場は反対になります。
平行線になるほとんどの話は、どちらが確実に正解かなんてわからない問題が多いです。
所詮、どちらの意見が通っても得するのは会社です。
優先すべきは、あなたが出来る限り効率よく結果を残すこと。
同僚のたわごとはストレスになるだけです。でも反発しても良いことはありません。
[box class=”blue_box” title=”まとめ”]- 同僚の考えは出来る限り吸収しましょう。
- 出来る限り恩は売っときましょう。
- 誰もなかった視点からの成功が、誰にでも分かる形で説明できる時、本領発揮しましょう。