臨床実習をパスできない学生の傾向

実習でたちの悪バイザーにあたってしまったら運がなかったと諦めるしかありません。(←誤解しないでください! 患者様に接する療法士としては活躍しています。しっかり学んでください。)たちの悪バイザーでも好きで学生を不合格にすることはありません。自分にとってデメリットはあってもメリットがないからです。実習はしんどいかもしれませんが、我慢です。実習で通過できない理由には以下原因が重なって起こる傾向があります。

運が悪かった人

「○○病院(施設)は厳しい、運が悪かった」とい落ちた理由をいう先輩はいませんか? 学生をいびる悪いSTというのは残念ですが存在します。ただ「運が悪い」だけで落ちるという人はほぼいないです。落ちた先輩や学生の勘違いです。事実、たちの悪バイザーのもとでも多くの学生はパスします。

私は学生を落としたことはありませんが、どうしたら良いか悩み60点の評価をつけ、学校の先生に判断を委ねたことはあります。そう評価せざるを得ないのは、何回指導しても言動・行動が変わらず、病院スタッフ・患者様・ご家族に迷惑をかけている一緒に働くことができない学生です。言い訳、責任転嫁する言動があり耳を持っていません。

プロとして働いていく意思が弱い人

学生の多くは履歴書に書いてある◯◯病院を実習地として希望した理由に、自身の印象を良くするための嘘を書いていることが多いです。(←嘘を書いているつもりはない)本当は実習を国家資格をとるための単位の一つと考え、実習に対する目標はなく(←目標として浅い、本心ではない)、積極的に動けず熱意も湧きません。そのままずるずるいくとバイザーの評価は低いままですし、実習も楽しくありません。

そんな学生は、「実習がつらい」と消極的な考えを繰り返すうちに「なんで私はSTを目指しているんだろう」とまともに判断できない状態になりやめてしまう学生もいます。あきらめるのは簡単ですが、臨床実習地のバイザーの臨床像にも影響を受ける為、1回目の実習地ですべてを判断するのではなく、養成学校の先生に相談したり、2回目以降の実習地で辞める判断が正しいかを確認すべきだと思います。このような短絡的な思考に陥りやすい学生の多くは、社会を知らない人であることが多いです。

自分に気付くことができれば実習に行く前に対策をとることができます。臨床実習では嫌でも自身と向き合わなければならなくなります。なぜなら、患者様の性質を見極めなければならないからです。言語聴覚士は人を診る仕事です。自分を知らない学生がうまくいくはずはありません。

社会を知らない勉強だけできる人

社会を知らない=誰でも通る道です。

大卒後すぐにSTの養成学校に入った学生

大卒後すぐの方は社会に出たことがないため、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を初めて知り、臨床実習で指導されることから始まり、バイザーは頭を痛くします。特に報告・連絡が不十分な傾向があります。

指導する立場の職業歴が長かった学生

自身の判断基準があり、医療業界に合った判断ができていないことに気付けず、相談が少なくなる傾向があります。聴く耳をもち柔軟な考えができるよう、時には我慢することも必要となるかもしれません。私のクラスメイト(元警察官の方)は学校でも実習地でもかなり苦労されていましたが、パスして今では優秀なSTになっています。

【番外編】意外と社会を知らないバイザー

入職先で初めて情報連携の大切さを学びます。報告・連絡が曖昧な人や、相談ができない療法士(バイザー)は多いのが現状です。だからこそ、バイザーが不安に思わないような、何を考えているか分かりやすい学生になる必要があります。準備・予防法を参考にしてください。

最新情報をチェックしよう!